Yamaha clavinova clp-870 User Manual

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CLP-870 
演奏の録音(記録)
録音し直す場合
録音した演奏がうまくいかなかった場合など、
もう一度録音し直したい場合の手順を説明します。
必要に応じて、録音する音色(とそのほかの設定)
を選び直す
先に録音したときと設定を変えたい場合に行ってください。
再び録音モードに入る
レコード
再び
REC
を押します。
今録音したトラックが自動的に録音トラックとして選ばれ、
ランプが赤く点灯します。
1
2
これ以降、前記「6」
以降の手順
(P72)
に従って録音します。
続いて2つめ
(3つめ)
のトラックへ録音する場合
続いて2つめ
(3つめ)
のトラックに録音する場合の手順を説明します。
録音する音色(とそのほかの設定)
を選ぶ
音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。必要に応じてそのほかの設定も選んでく
ださい。
再び録音モードに入る
レコード
再び
REC 
(録音)】
を押します。
今録音したトラックが自動的に録音トラックとして選ばれ、
ランプが赤く点灯します。
録音トラックを選ぶ
別のトラックを選びます。
ランプが赤く点灯します。
(今録音したトラックのランプは緑に点灯します。)
今録音したトラックのデータを再生させながら録音することができます。
これ以降、前記「6」
以降の手順
(P72)
に従って録音します。
録音
(記録)
されるデータの種類
実際には、弾いた音や音色のほかにも録音
(記録)
されるデータがあります。以下にそれを示します。
下記のように
「トラックごとに録音されるデータ」
「曲ごと
(3つのトラックで共通)
に録音されるデータ」
があ
ります。
トラックごとに録音されるデータ
・ ノートデータ
(弾いた音)
 ※1
・ 音色
オン/オフ
ダンパーペダルのON/OFF
オン/オフ
ソステヌートペダルのON/OFF ※1
オン/オフ
ソフトペダルのON/OFF
バリエーション
オン/オフ
VARIATION
】のON/OFF
リバーブ
REVERB
】の深さ
エフェクト
EFFECT
】の深さ
・ デュアルの音色
・ デュアル音量バランス ※2
・ デュアルデチューン ※2
・ デュアルオクターブシフト ※2
・ スプリットの音色
・ スプリット音量バランス ※2
・ スプリットオクターブシフト ※2
1
2
3
今録音したトラックのデータの
オフ
再生を
OFF
にして録音するには
再び録音モードに入る前(手順 2
の前)に、今録音したトラックのボ
タンを押します。
→緑のランプが消灯します。
今録音したトラックとは別の曲を録
音したい場合などに便利です。
※1 初期値としては記録されません。
※2 録音途中での変更、初期値の変更(次項参照)
できません。
初期値とは…
曲の先頭に記録されるデータです。
オーケストラ
【3/ORCH】
トラックへの録音の場合…
内部的には、7トラックに録音されます。
デュアルでの録音の場合…
内部的には、1トラックに録音すると
“1と3”のトラック
に、2トラックに録音すると
“2と4”のトラックに、3トラッ
クに録音すると
“7と8”のトラックに録音されます。
それぞれ1、2、7のトラックに第1音色が録音されます。
録音し直すと、前に録音したデータ
は消されます。
トラックのデータの削除…
スタート/ストップ
【START/STOP】で録音をスタート
スタート
ストップ
し、何もせず【START/STOP】で録
音をストップすると、そのトラックの
データがすべて削除されます。