Sybase IQ 12.7 User Manual

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 5 章    システム・リソースの管理
パフォーマンス&チューニング・ガイド
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ロードに使用するメモリの削減
LOAD_MEMORY_MB オプションを設定すると、ロードや他の同様の操作に使
用するヒープ・メモリ量を制限できます。詳細については
 を参照してください。
ロードのためのブロッキング係数の調整
BLOCK FACTOR を使用して、フラット・ファイルからロードする場合の I/O
を減らします。
LOAD コマンドの BLOCK FACTOR オプションにより、入力
ファイルの作成時に使用したブロッキング係数
 ( ブロックあたりのレコード数 )
を指定します。デフォルトの
 BLOCK FACTOR は 10,000 です。
このロード・オプションの構文は、次のとおりです。
BLOCK FACTOR = integer
BLOCK FACTOR を決定するときは、次のガイドラインに従ってください。
record size * BLOCK FACTOR = memory required
このオプションを使用するには、バッファのメモリ以外に追加メモリが必要と
なります。使用可能なメモリが大量にある場合、または同時にアクティブに
なっているユーザが
 1 人のみの場合は、BLOCK FACTOR の値を大きくするこ
とによって、ロード・パフォーマンスを向上できます。
ユーザが多数存在する場合の最適化
Sybase IQ で処理できるユーザ接続の最大数は、32 ビット・プラットフォーム
(Linux と Windows 2000/2003/XP) では 200、64 ビット・プラットフォーム (Sun
Solaris、HP-UX と Itanium、AIX) では 1,000 です。64 ビット・システムでこの
ような多数のユーザをサポートするには、オペレーティング・システムのパラ
メータと
 start_asiq サーバ・パラメータの両方を調整する必要があります。推
奨事項については、これ以降の各項と『
Sybase IQ インストールおよび設定ガ
イド』を参照してください。
ユーザが多数存在する場合の
 Sybase IQ コマンド・ライン・オプションの変更
次の
 start_asiq  のスイッチは、ユーザ数が多い場合の処理に影響を与えます。
 -gm #_connections_to_support
 -iqgovern #_ ACTIVE_ queries_to_support
 -gn #_Catalog_Store_front_end_threads
 -c Catalog_Store_cache_size
 -ch size
 -cl size