Sybase IQ 12.7 User Manual

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I/O の分散 
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Sybase IQ
d:¥Server01¥mpxdb¥mpxdb;
links=tcpip{port=1704;host=FIONA-PC}" 
4
書き込みサーバで、次のように
  DELETE_OLD_LOGS  オプションをオフ
にします。
SET OPTION Public.Delete_Old_Logs=’Off’
注意
クエリ・サーバのトランザクション・ログは、書き込みサーバのログが
最後にトランケートされた時期にかかわらず、同期中に常にトランケートされ
ます。
メッセージ・ログ
データベースごとにメッセージ・ログ・ファイルが作成されます。このファイ
ルのデフォルトのファイル名は、
dbname.iqmsg です。ただし、データベースを
作成するときに別の名前を付けることができます。メッセージ・ログ・ファイ
ルは、最初のユーザがデータベースに接続すると作成されます。
デフォルトでは、
Sybase IQ はエラー、状態、挿入通知メッセージを含むすべ
てのメッセージをメッセージ・ログ・ファイルに記録します。
LOAD および
INSERT 文の通知メッセージを OFF に設定できます。
サイトによっては、挿入の数、
LOAD オプションと NOTIFY_MODULUS デー
タベース・オプションの設定、その他の条件が原因で、メッセージ・ログ・
ファイルが急速に増大する傾向があります。
Sybase IQ では、メッセージ・ロ
グを循環させて、このファイルのサイズを制限できます。
メッセージ・ログの循環を有効にした場合、ファイルが
 IQMSG_LENGTH_MB
データベース・オプションで指定した最大サイズに達すると、新しいメッセー
ジはファイルの先頭から書き込まれます。既存のメッセージは、行単位で上書
きされます。
循環を有効にしたときは、新しいメッセージが挿入された場所を
 <next msg
insertion place> タグで知ることができます。ログの循環が有効になって
おり、ファイル内の最後のメッセージが最新のメッセージとはかぎらないこと
に注意を促すために、ファイルの先頭と末尾に追加のタグが表示されます。
メッセージ・ログの循環を有効にしてログ・ファイルの最大サイズを設定する方
法については、
Sybase IQ リファレンス・マニュアル』の「IQMSG_LENGTH_MB
オプション」を参照してください。