Sybase IQ 12.7 User Manual

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バッファ・キャッシュのモニタリング
 
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Sybase IQ
[FLLock]:Sybase IQ がフリー・リストをロックする必要があった ( テ
ンポラリ・キャッシュ用に繰り返された
) 回数。
[FLWait]:フリー・リスト上のロックのために Sybase IQ が待機する
必要があった
 ( テンポラリ・キャッシュ用に繰り返された ) 回数。
[MemLks]:Sybase IQ がメモリ・マネージャ (ヒープ) をロックした回数。
[MemWts]:メモリ・マネージャ・ロックのために Sybase IQ が待機す
る必要があった回数。
-threads。処理スレッド・マネージャが使用したカウンタを表示します。
値はサーバワイドです
 ( つまり、メインとプライベートのどちらでこのオ
プションを選択するかは無関係です
)。レポートの最後のページ以降の新
しいイベントを表します。
[cpus]:Sybase IQ が使用している CPU の数。システムに搭載されて
いる数より少ない場合がある。
[Limit]:Sybase IQ が使用できるスレッドの最大数。
[NTeams]:現在使用中のスレッド・チームの数。
[MaxTms]:今まで使用されたチームの最大数。
[NThrds]:既存スレッドの現在の数。
[Resrvd]:システム ( 接続 ) での使用のために予約されているスレッド
の数。
[Free]:割り当てに使用可能なスレッドの数。モニタリングが必要。
この数値が非常に小さい場合は、スレッドの不足を示している。
[Locks]:スレッド・マネージャで処理されたロックの数。
[Waits]:スレッド・マネージャ上のロックのために Sybase IQ が待機
する必要があった回数。
注意
オブジェクトまたはクエリが作業を必要としている場合、
Sybase IQ 
はスレッド・チームと呼ばれる処理スレッドのグループを割り付けます。
処理スレッドの調整を行う際に、利用可能なオプションとしては、デー
タベース・オプションの
 MAX_IQ_THREADS_PER_CONNECTION と 
MAX_IQ_THREADS_PER_TEAM、および Sybase IQ が使用できるスレッ
ド数を指定するサーバ・オプションの
 -iqmt があります。