Sybase IQ 12.7 Manual De Usuario

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 5 章    システム・リソースの管理
パフォーマンス&チューニング・ガイド
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ネットワーク・パフォーマンス
以降の項では、ネットワーク・パフォーマンスの問題を解決するための方法を
示します。
大量のデータ転送の向上
大量のデータを同時に転送すると、スループット全体が低下して、平均応答時
間が増加します。次に、このような場合にパフォーマンスを向上させるための
方法を示します。
大量のデータ転送は、できるかぎり勤務時間外に行う。
大量のデータ転送中は同時クエリの数を制限する。
大量のデータ転送するときに、クエリと挿入を同時に実行しない。
ストアド・プロシージャを使用して、トラフィックを低減する。
ロー・バッファリングを使用して、ネットワーク上の大きなバッチを移動
する。
大量のデータ転送を日常的に行う場合は、そのような転送に適したネット
ワーク・ハードウェアの設置を検討する。たとえば次のような方法がある。
トークン・リング
 - 大量のデータを転送する場合、イーサネットよ
り応答が向上する。
光ファイバ
 - 非常に高い帯域幅を提供するが、ネットワーク全体で
使用するには高価すぎる。
別のネットワーク
 - 最大ボリュームのワークステーションとサーバ
間のネットワーク・トラフィックを処理するために使用する。
ヘビー・ネットワーク・ユーザの分離
 のケース A では、2 つの異なるデータベース・サーバにアクセスするク
ライアントが
 1 枚のネットワーク・カードを使用しています。このため、サー
 A とサーバ B にアクセスするクライアントは、ネットワーク上とネット
ワーク・カードで競合します。ケース
 B では、サーバ A にアクセスするクラ
イアントとサーバ
 B にアクセスするクライアントが別々のネットワーク・カー
ドを使用しています。
異なるマシンをデータベース・サーバにすると、さらにパフォーマンスが向上
します。異なるデータベースのヘビー・ユーザを異なるマシンに分けることも
できます。