Yamaha MG4FX Manuale Utente

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MG12/4FX
 
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ステップアップガイド
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外部エフェクタ−やミックスダウンについて考える前に、各チャンネルに入力されるさまざまな信号のレベルの調整方法を知っ
ておきましょう。ここでは、ミキサーからベストパフォーマンスを引き出す調整手順の一例を紹介します。ただし、お使いにな
るミキサー、接続機器のタイプや SR 環境によって、手順は異なります。
電源スイッ チを含むすべての スイッチをオフに して、レベル
コントロールを最小に設定します。
(マ スタ ー フ ェー ダ ー、チ ャン ネ ル フェ ー ダ ー、グル ー プ
フェーダー、ゲインコントロールなど)
イコライザーとパンは▼のある位置に設定します。
すべての外 部機器の電源をオ フにして、各チャンネ ルにマイ
クや楽器、再生装置などを接続します。
 
• 本機 のラベ ル欄に、パ ート名 を記し たドラ フティ ング
テープなどを貼っておくと便利です。 
例もご参照ください。 
• ギターやベースなどの楽器を接続する場合は、本機とこ
れらの楽器の間に DI(P9 参照)やプリアンプ、アンプ
シュミレーターなどを接続してください。本機とこれら
の楽器を直接接続すると、音やせやノイズの原因となり
ます。
スピーカー保護のために、周辺機器→本機→パワーアンプ(パ
ワードスピーカー)の順番で電源をオンにします。
(電源をオ
フにするときは、逆の手順で行ないます。
ファンタム電源を必要とする マイクを接続している場合に
は、パワーアンプ(パワードス ピーカー)の電源をオンに
する前に、本機のファンタム電源スイッチ(P21 参照)
オンにしてください。
各チャンネ ルに入力された信 号を確認し、レベルを 調整しま
す。
各パートの 最大入力時にピーク インジケーターが 一瞬点灯す
る程度に、ゲインコントロールを上げます。
各チャンネルにある PFL スイッチ(P20 参照)をオンに
すると、そのチャンネルに入力 された信号がフェーダーや
スイ ッチの 状態 に関係 なくモ ニター スピ ーカー(ヘ ッド
フォン)から出力されます。レベ ルメーターにも入力され
た信号の状態が表示されます。
必要に応じて、各チャンネルのイコライザーを調整します。
イコライザーを調整していて ピークインジケーターが頻繁
に点灯してしまう場合は、最大 入力時に一瞬点灯する程度
にゲインコントロールでレベルを下げてください。
マスター フェーダーを「0」の 位置まで上げま す。ミキサー
にグループフェーダーがある場合は、これも同様に上げます。
ンスイッチで出力したい信号を選びます。
 
• 使わないアサインスイッチはオフにしておくと、ノイズ
を減少させることができます。 
• ミキサーの機種によっては、アサインスイッチが省略さ
れているものがあります。
その場合は、自動的にステレオバスに信号が出力されま
す。
各チャンネ ルフェーダーを上下 させてすべてのチ ャンネルを
ミックスし 、マスターフェーダ ーでミックス全体の レベルを
調整します。
 
• 各チャンネルの PFL スイッチと 2TR IN スイッチがオ
フの場合、ST-GROUP 切り替えスイッチで選んだ信号
をモニタースピーカー(ヘッドフォン)から聞くことが
できます。
• レベルメーターのピーク LED が頻繁に点灯してしまう
場合は、各チャンネルのフェーダーを少しずつ下げ、信
号が歪まないように調整してください。
3-1.「クリアなミックス」の鍵を握るゲイン
コントロール
ミキサーの簡易ブロックダイアグラムを見直してみましょう。
ミキサー内 のヘッドアンプからマ スターフェーダーにい たる各段階
で、信号に多少 ノイズが混入してし まいます。ノイズの少 ないクリ
アな音質を 作るために、入力された 信号をミキサー内の できるだけ
早い段階で 増幅することがポ イントです。つまり、ヘッ ドアンプに
設けられた ゲインコントロール で、信号のレベルをでき るだけ増幅
させるこ とが大切です。ただし、レ ベルを増幅すると いっても、ク
リッピング を起こして音が歪 んでしまっては台 なしです。あくまで
「クリッピング直前まで」増幅させることがコツです。
3.「クリアなミックス」にするためのレベル調整
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