Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド
スパニング
ツリー
STP
のステータスとグローバル情報の設定
Cisco Small Business SG200
シリーズ
8
ポート
スマート
スイッチ
アドミニストレーション
ガイド
112
6
ルート
ブリッジが選択され、各ルート
ポートが確立されると、各ネットワーク
セグメント
は、どのブリッジがルート
ポートへの最小のコスト
パスを提供するかを決定できます。この
パスを提供するポートは、ネットワーク
セグメントの指定ポートと呼ばれます。スパニング
ツリーは、そのネットワーク
セグメントのその他のポートを無効にし、それらを代替または
バックアップ
ポートに指定します。
サポートされるスパニング
ツリーのバージョンには、
Common Spanning Tree
(
CST
)
Rapid STP
(
RSTP;
高速
STP
)があります。
•
CST
(
IEEE 802.1D
)は、オリジナルのプロトコル
バージョンであり、エンド
ス
テーション間で生成されるパスが
1
本のみになるため、ループが解消されます。
•
RSTP
(
IEEE 802.1w
)は、拡張プロトコルであり、ネットワークは最適な
STP
ト
ポロジをより迅速に実現できます。
STP
のステータスとグローバル情報の設定
[STP
ステータス
&
グローバル設定
]
ページを使用して、
STP
を有効にできます。
STP
動作
モードを選択して、ブリッジのプライオリティを設定してください。
STP
トポロジに関する
ステータス情報を表示することもできます。このページを表示するには、ナビゲーション
ウィ
ンドウで
[
スパニングツリー
] > [STP
ステータス
&
グローバル設定
]
の順にクリックします。
このページでは、グローバル情報とブリッジを設定でき、指定ルートに関する情報を表示で
きます。
きます。
グローバル情報とブリッジの設定
STP
のグローバル情報とブリッジを設定するには、次の手順に従います。
ステップ
1
次のグローバル情報を指定します。
•
[
スパニングツリー状態
]
:選択すると、スイッチで
STP
動作が有効になります。
個々のポートでも
STP
動作を有効にする必要があります(
を参照)。
•
[STP
動作モード
]
:従来の
STP
または高速
STP
モードを選択します。
-
[
従来の
STP]
:元の
IEEE 802.1D
スパニング
ツリー
プロトコルに従って動作し
ます。
-
[
高速
STP]
:デフォルト値であり、トポロジ変更後のスパニング
ツリーの収束時
間が従来の
STP
よりも短縮されます。