Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド

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マルチキャスト
IGMP 
スヌーピングの設定
Cisco Small Business SG200 
シリーズ
 8 
ポート
 
スマート
 
スイッチ
 
アドミニストレーション
 
ガイド
 127
8
 
IGMP 
スヌーピングによって、スイッチは、
IGMP 
クライアントからのメンバシップ
 
レポー
トと、ルータからのクエリーを傍受できます。傍受された通信が、
VLAN 
内の特定のマルチ
キャスト宛先アドレスのリンクに
 IGMP 
クライアントが存在しないことを示す場合、スイッ
チはそのネットワーク
 
セグメントにマルチキャスト
 
パケットのコピーを送信しません。
IGMP 
スヌーピングは
 VLAN 
ごとに有効または無効にできます。
VLAN 
で有効な場合、
IGMP
スヌーピングは、その
 VLAN 
のメンバであるすべてのインターフェイスで実行されます。
IGMP 
は、
IP 
マルチキャスト
 
アドレスに基づいていますが、スイッチは実際のマルチキャス
ト転送を、対応する
 MAC 
アドレスに基づいて実行します。
IGMP 
スヌーピングを設定するには、次の手順に従います。
ステップ
1
ナビゲーション
 
ウィンドウで、
[
マルチキャスト
] > [IGMP
スヌーピング
の順にクリックし
ます。
ステップ
 2
[IGMP
スヌーピングステータス
 [
有効
を選択します。
ステップ
 3
[IGMP
スヌーピングテーブル
 [
追加
をクリックします。
ステップ
 4
[VLAN ID] 
では、
IGMP 
スヌーピングをサポートする
 VLAN 
を選択します。
ステップ
 5
次の設定を行います。
[IGMP
高速離脱モード
]
[
有効
を選択すると、スイッチは、マルチキャスト
 
グルー
プの
 IGMP 
離脱メッセージを受信した場合、ポート(または
 LAG
)をマルチキャス
ト転送テーブルからただちに削除することができます。有効な場合、スイッチは、最
初にインターフェイスに通常のクエリーを送信することなく、ポートを削除します。
各ポートに
 1 
つのホストしか接続されていない
 VLAN 
でのみ高速離脱モードを有効
にしてください。これによって、同一ポートに接続され、そのグループへのマルチ
キャスト
 
トラフィックの受信対象であり続ける他のホストの誤ったドロップを防ぐ
ことができます。
[IGMP
グループメンバシップ間隔
]
:特定のインターフェイスで特定のグループから
 IGMP 
メンバシップ
 
レポートをスイッチが待機する秒数を指定します。この秒数
が経過すると、スイッチはそのインターフェイスをマルチキャスト転送データベース
 
エントリから削除します。
[
デフォルト
を選択して
 260 
秒を指定するか、または
 
[
ユーザ定義
を選択して、
 3600 
秒の範囲で値を入力します。
[IGMP
最大応答時間
]
:インターフェイスでクエリーを送信した後、そのインター
フェイスで特定のグループのレポートを受信しなかったために、スイッチが応答を待
機する秒数を指定します。この値は、
[IGMP
グループメンバシップ間隔
の値未満で
ある必要があります。
[
デフォルト
を選択して
 10 
秒を指定するか、または
 [
ユーザ
定義
を選択して、
 25 
秒の範囲で値を入力します。