Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド
Power-over-Ethernet
デバイスの管理
スイッチの
PoE
機能
Cisco Small Business 200 1.1
シリーズ
スマート
スイッチ
アドミニストレーション
ガイド
154
11
Power over Ethernet
は、イーサネット
LAN
に接続する比較的低出力の装置を配置する企
業ネットワークで使用できます。たとえば、次のような装置があります。
•
IP
電話
•
ワイヤレス
アクセス
ポイント
•
IP
ゲートウェイ
•
音声およびビデオ
リモート
モニタリング
デバイス
PoE
動作
PoE
動作
PoE
は次のステージで実装されます。
•
検出:カッパー
ケーブルに特殊パルスを送信します。
PoE
デバイスが相手側にある
場合、そのデバイスがこのパルスに応答します。
•
分類:検出ステージの後、給電装置(
PSE
)と受電装置(
PD
)間でネゴシエーショ
ンが開始します。ネゴシエーション中、
PD
は、自分が消費する最大電力を示すクラ
スを指定します。
•
電力消費:分類ステージが完了すると、
PSE
は
PD
に給電します。
PD
が
PoE
をサ
ポートしていても分類が行われていない場合、クラス
0
(最大)と見なされます。
PD
が、規格で許可されている以上の電力を消費しようとすると、
PSE
はポートへの給電
を停止します。
PoE
は
2
つのモードをサポートしています。
•
ポート制限:スイッチが供給に同意している最大電力は、分類ステージの結果にかか
わらず、システム管理者が設定する値に制限されます。
わらず、システム管理者が設定する値に制限されます。
•
クラス電力制限:スイッチが供給に同意する最大電力は、分類ステージの結果によっ
て決定されます。つまり、クライアントの要求により設定されます。
て決定されます。つまり、クライアントの要求により設定されます。
PoE
設定における考慮事項
PoE
設定における考慮事項
PoE
機能においては、次の
2
点について注意が必要です。
•
PSE
が供給できる電力量。
•
PD
が実際に消費しようとすると電力量。