Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド
VLAN
管理
音声
VLAN
Cisco Small Business 200 1.1
シリーズ
スマート
スイッチ
アドミニストレーション
ガイド
171
12
音声エンドポイント
音声
VLAN
が適切に機能するには、シスコ製電話や
VoIP
エンドポイントなどの音声デバイ
スが音声トラフィックを送受信する音声
VLAN
に割り当てられている必要があります。たと
えば次のシナリオが考えられます。
•
電話やエンドポイントは、音声
VLAN
で静的に構成されています。
•
電話やエンドポイントは、
TFTP
サーバからダウンロードするブート
ファイルで音声
VLAN
を取得できます。
DHCP
サーバでは、
IP
アドレスを電話に割り当てるときに
ブート
ファイルと
TFTP
サーバを指定できます。
•
電話やエンドポイントは、ネイバーの音声システムおよびスイッチから受け取る
CDP
および
LLDP-MED
のアドバタイズメントから音声
VLAN
の情報を取得できます。
スイッチは、接続されている音声デバイスが音声
VLAN
のタグ付きパケットを送信すること
を前提とします。音声
VLAN
がネイティブ
VLAN
でもあるポートでは、音声
VLAN
のタグ
なしパケットも使用可能です。
自動音声
VLAN
、
Auto Smartport
、
CDP
、および
LLDP
デフォルト
出荷時設定では、スイッチ上の
CDP
、
LLDP
、および
LLDP-MED
は有効、
Auto Smartport
モードは有効、
QoS
基本モード(
DSCP
信頼モードあり)は有効です。さらに、すべての
ポートはデフォルトである
VLAN 1
のメンバであり、
VLAN 1
はデフォルトの音声
VLAN
で
もあります。
また、ダイナミック音声
VLAN
モードのデフォルトは、トリガーに基づいて有効になる自動
音声
VLAN
です。
Auto Smartport
のデフォルトは、自動音声
VLAN
に従って有効になり
ます。
音声
VLAN
のトリガー
ダイナミック音声
VLAN
モードがトリガーに基づいて有効になる自動音声
VLAN
の場合、
1
つ以上のトリガーが発生した場合に限り、自動音声
VLAN
が動作状態になります。トリガー
になるのは、スタティック音声
VLAN
コンフィギュレーション、ネイバー
CDP
アドバタイズ
メントで受け取った音声
VLAN
情報、
Voice VLAN Discovery Protocol
(
VSDP;
音声
VLAN
検出プロトコル
)
で受け取った音声
VLAN
情報などがあります。管理者は、必要に応じて、自
動音声
VLAN
モードを直ちに動作させることができます。トリガーを待つ必要はありません。
自動音声
VLAN
モードに従って
Auto Smartport
が有効になる場合、自動音声
VLAN
が動
作状態になると
Auto Smartport
が有効になります。管理者は、必要に応じて、自動音声
VLAN
モードとは無関係に
Auto Smartport
を作成できます。