Yamaha VL1-m Manual Do Utilizador

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30  第2章 はじめてのVL1-m
4.
鍵盤で音を出しながら、モジュレーションホイールを動かします。
モジュレーションホイールを奥に回すと、だんだんビブラートが深くなってい
きます。今までのシンセサイザーでは味わえなかった生楽器に近いビブラート
も感情豊かにコントロールできます。
5.
鍵盤で音を出しながら、ピッチベンドホイールを動かします。
ピッチベンドホイールを回すと連続的に音程が変化します。普通のシンセサイ
ザーのような音程だけの変化ではなく、音色変化を伴ったリアルな音程変化を
コントロールできます。
ここまでで説明したさまざまなコントローラーを使って、テナーサックスの演
奏をお楽しみください。
尺八を演奏してみる
今度は、日本の楽器、尺八の演奏にチャレンジしてみましょう。
手 順
1.
ダイアルや
INC
または
DEC
を使って、ボイス番号「A 0 3」、ボイス名
「Shakuhachi」のボイスを選択します。
▼ボイス番号は画面2行目の左端に、ボイス名は画面中央に表示されます。
2.
ここからは、先程のテナーサックスのときと同様に、次のようなさまざまなコ
ントローラーを使って、演奏を楽しんでみましょう。
タッチEG(ベロシティとアフタータッチ)を使って、尺八に吹き込む息の量を
コントロールできます。
モジュレーションホイールを使って、ビブラートをコントロールできます。
ピッチベンドホイールを回すと音程が変化します。しかし、この音色の場合に
は、普通のピッチベンドと異なり、滑らかな音程変化は得られません。実際の
尺八のように、息の吹き込み方による「裏がえった」ような音程変化を実現し
ます。
音を出してみよう