Canon DIGISUPER 27AF 手册

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操作前の準備
2-1 
初期化動作
本レンズは、ズーム、アイリス、フォーカスの位置センサー
としてエンコーダーを内蔵し、高精度制御の実現とバーチャ
ルインターフェースに対応しています。正しく機能させる
ためには正確な位置を検出する必要があります。
情報ディスプレイから、初期化動作の ON(自動) ・ OFF(手
動)を選択できます。
ON
(自動)
電源投入後、レンズは自動で初期化動作を実行しま
す。( ただし、サーボモード時)
OFF
(手動)
電源投入後、レンズ操作中にレンズが一定の位置(通
常中央付近)を通過したとき位置検出を行います。
※工場出荷時のデフォルトは OFF です。
設定方法の詳細は巻末付録「ディスプレイ操作マニュアル
をご覧ください。
ZOOM
の位置検出方法
初期化動作
 
設定
位置検出の方法
ON
(自動) 電源投入時に自動で位置検出を行い、その後、電源
投入時の位置に戻る。
OFF
(手動)
電源投入直後は仮位置で動作し、レンズ操作中にレ
ンズが一定の位置を通過したとき位置検出し、正確
な位置への補正を行う。
FOCUS
の位置検出方法
初期化動作
 
設定
デマンド
の接続
位置検出の方法
ON
(自動)
電源投入時に自動で位置検出を行った 
あと、デマンドの指令信号の位置に移動。
電源投入時に自動で位置検出を行った 
あと、電源投入時の位置に戻る。
OFF
(手動)
電源投入時に自動で位置検出を行った
あと、デマンドの指令信号の位置に移動。
位置検出の動作なし。
デマンド接続時に自動で位置検出した 
あと、デマンドの指令信号の位置に移動。
位置検出が正常に行われなかった場合
• 
カメラに送り返す位置信号およびディスプレイ上のフォ
ロー表示が正確になされません。
その他の注意
• 
アイリスはオート、マニュアルモードに関わらず、電源
投入時に必ず初期化動作を自動で行います。
• 
初期化動作中はレンズの操作はできません。初期化が完
了すれば、レンズは初期化開始前の位置に戻ります。 
ただし、レンズがポジションサーボモード(位置制御)
の場合は、コントロールの位置に移動します。
• 
初期化動作設定の ON / OFF は情報ディスプレイから設
定が可能ですが、電源投入時の設定が優先されるため、
設定変更した場合は電源の再投入を実行してください。
初期化エラー画面はサーボモジュールが正しく取り付けら
れて
いない状態か、もしくはレンズが強制的にロックされ
た状態などのとき表示されます。
使用状況の再確認、または原因を取り除き電源の再投入を
行ってください。
Initialize
Error!
初期化エラー画面
2-2 
フランジバック調整
ズームレンズの結像面と TV カメラの結像面が合致していな
いと、ズームを行ったときフォーカスが合わなくなります。
下記の手順でレンズのフランジバックを調整してください。
1
 
適当と思われる距離(XJ27xAF、XJ27x:3 ∼ 5m 位、 
XJ100x AF
、XJ100x、XJ95x Tele、XJ95x、XJ86x 
AF
、XJ80x、XJ76x、XJ60x:10 ∼ 15m 位)に被写
体を定めます。コントラストのはっきりしたものを被
写体として利用すると作業がしやすくなります。
2
 
レンズを 1 ×(エクステンダーを使用しない状態)に
設定します。
3
 
アイリス操作でレンズの絞りを開放(オープン)にし
ます。
4
 
レンズのズームを望遠端(テレ端)にします。
F.B. 
調整ノブ
F.B. 
ロックノブ