Seiko 7K32 User Manual

Page of 51
25
■回転ベゼルの使いかた
・一般的には気圧値からの目安として高度を算出することができます。
・回転ベゼル上に高度目盛がありますので、その日の気圧配置に合わせた高度補正ができます。
〈簡易高度の読み取りかた〉
①回転ベゼルの「0」位置を、気圧目盛の
「1013hPa」に合わせます。
②気圧針1が示す回転ベゼル上の数値が簡
易高度として読み取れます。
〈高度補正のしかた〉
・その日の気圧配置の関係から、同じ場所にいても気圧値が
変化するので、高度目盛の回転ベゼルを回して補正するこ
とができます。
※気圧配置は毎日変りますので、必要に応じて高度補正をしてくだ
さい。
①高度(標高)が分かる場所で、その場所の高度目盛を、気
圧針1が示す位置に、回転ベゼルを回して合わせます。
(例)標高500mで、気圧針1が950hPaを示している場合
1.回転ベゼルは携帯中に回ってしまうことがありますので、高度を読み取る際はその位置をよくご確
認ください。
2.その日の気圧配置に合わせ、高度補正をしてお使いください。この高度補正は毎日あるいは必要に
応じ行ってください。
(→「高度補正のしかた」を参照)
3.この方法で求められる高度はあくまでも目安としてお使いください。
注意
 
 
hP
a
1000
95
0
9
0
0
8
5
0
5
0
0
5
5
0
105
0
0
1
2
3
4
5
9
6
8
7
×1hPa
24
6
12
18
0
50
0
m
10
00
1
5
0
0
4
5
5
0
0
0
55
00
ALT
I.
L A N D
M A S T E R
TITANIUM
 
 
hP
a
1000
95
0
9
0
0
0
5
0
0
5
105
0
0
1
2
3
4
5
9
6
8
7
×1hPa
24
0
50
0
m
10
00
0
5
0
0
0
55
00
ALT
I.
 
 
1000
95
0
9
0
0
8
5
0
105
0
0
1
2
3
4
5
9
6
8
7
×1hPa
24
6
18
0
50
0
m
10
00
5
0
0
A
L A N D
M A S T E R
(例)
26
■気圧計測に関する注意事項
①飛行機内やビル内など圧力調整された場所およびトンネル内を走行中の列車内や自動車内、
または温度変化が大きい場所では正しく気圧が計測できない場合があります。
②気圧計測値が500∼1050hPaの範囲を越えた場合、それぞれ範囲外の気圧を感知したこと
を針で示します。
③水中あるいは、水圧がかかった場合などは、気圧が正しく計測できません。1050hPaを越
える表示や異常な数値を指す場合があります。水圧の影響がなくなり、次の気圧計測があ
ると元に戻ります。
④電池寿命が近づいて電池寿命切れ予告の「2秒運針」を始めると、気圧針1は「7秒」の位
置(気圧計測停止マーク)に、また気圧針2は0hPa位置に移動します。この時には気圧計
測を行いませんので早めに電池交換をしてください。
(→「電池についてのお願い」を参照)
⑤小秒針が通常の毎秒運針状態で、気圧針が気圧計測停止マークを示した場合は、気圧計測に
なんらかの故障が考えられますので、お買い上げ店、またはセイコー取扱店へご相談くだ
さい。
⑥10分間隔の気圧計測のタイミングは、時刻合わせをした時(リュウズ1を2段目の位置か
ら1段目または0段目に押し込んだとき)からの10分ごとになります。
hP
a
1000
95
0
9
0
0
8
5
0
8
0
0
6
0
0
5
0
0
5
5
0
105
0
0
1
2
3
4
5
9
6
8
7
×1hPa
0
50
0
m
1
0
00
1
5
0
0
40
4
5
0
0
50
0
0
55
00
ALT
I.
hP
a
1000
95
0
9
0
0
8
5
0
8
0
0
6
0
0
5
0
0
5
5
0
105
0
0
1
2
3
4
5
9
6
8
7
×1hPa
0
50
0
m
1
0
00
1
5
0
0
40
4
5
0
0
50
0
0
55
00
ALT
I.
9秒位置 
気圧針1 
〈500hPa未満〉 
6秒位置 
気圧針1 
〈1,050hPaを越える〉