Sybase IQ 12.7 User Manual

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 5 章    システム・リソースの管理
パフォーマンス&チューニング・ガイド
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プロセスの中止による
共有メモリへの影響
 警告!
UNIX システムで中止されたプロセスは、自動的にクリーンアップさ
れずに、セマフォまたは共有メモリにそのまま残されます。
UNIX 上の Sybase
IQ サーバを正常に停止するには、『Sybase IQ システム管理ガイド』
に説明されている
stop_asiq ユーティリティを使用します。ipcs と ipcrm を使用して、異常終了
後のクリーンアップを行う方法については、
Sybase IQ トラブルシューティ
ングおよびリカバリ・ガイド』の
を参照してください。
バッファ・キャッシュの管理
Sybase IQ では、バッファ・キャッシュに最も多くのメモリが必要です。Sybase
IQ には、IQ ストア用とテンポラリ・ストア 用の 2 つのバッファ・キャッシュ
があります。ページング、データベースへの挿入、バックアップやリストアな
どのすべてのデータベース
 I/O 操作にこの 2 つのバッファ・キャッシュが使用
されます。メモリ内にあるデータは、この
 2 つのいずれかに格納されます。す
べてのユーザ接続は、これらのバッファ・キャッシュを共有します。
Sybase IQ
が、各接続にどのデータが関連付けられているかを追跡します。
バッファ・キャッシュの管理の詳細については、以降の項を参照してください。
メモリ要件の計算方法については、
「バッファ・キャッシュ・サイズの決
定」を参照してください。
設定サイズがわかっているバッファ・キャッシュ・サイズの設定方法につ
いては、
「バッファ・キャッシュ・サイズの設定」を参照してください。
適切なバッファ・キャッシュ・サイズを決定する方法の例については、
 を参照してください。
バッファ・キャッシュ・サイズの決定
IQ ストアとテンポラリ・ストアに指定するバッファ・キャッシュ・サイズは、
さまざまな要因によって決まります。デフォルト値
 ( メインに 16MB、テンポ
ラリ・キャッシュに
 12MB) では、ほとんどのデータベースでサイズが不足し
ます。アプリケーションに必要な実際の値は、次の要因によって決まります。
システムに搭載されている物理メモリの合計量
Sybase IQ、オペレーティング・システム、その他のアプリケーションが
それぞれのタスクを実行するのに必要な物理メモリの量
ロード、クエリ、またはその両方を実行するかどうか
 の例を通して、サイトに最適な設定を決定するときは、こ
れ以降の各項で示されているガイドラインを参考にしてください。