Sybase IQ 12.7 User Manual
第
5 章 システム・リソースの管理
パフォーマンス&チューニング・ガイド
129
dbspace の作成時期
可能なかぎり、データベース作成時にすべての
dbspace を割り付けます。
dbspace を後で追加する場合、Sybase IQ は古い dbspace と新しい dbspace の両
方に新しいデータをストライプします。更新のタイプによって、ストライピン
グのバランスがとれる場合や、バランスが崩れたままになる場合があります。
ストライピングのバランスが再びとれるかどうかは、バージョン管理で「入れ
替わる」ページ数によって決まります。
方に新しいデータをストライプします。更新のタイプによって、ストライピン
グのバランスがとれる場合や、バランスが崩れたままになる場合があります。
ストライピングのバランスが再びとれるかどうかは、バージョン管理で「入れ
替わる」ページ数によって決まります。
戦略的なファイルの格納
ランダム・アクセス・ファイル専用のディスク・ドライブ数、およびこれらの
ファイルに対して実行される
ファイルに対して実行される
1 秒あたりの操作数を増やすことによって、ラン
ダム・アクセス・ファイルに関連するパフォーマンスを向上させることができ
ます。ランダム・ファイルには、
ます。ランダム・ファイルには、
IQ ストア、テンポラリ・ストア、カタログ・
ストア、プログラム
(Sybase IQ 実行ファイル、ユーザおよびストアド・プロ
シージャ、アプリケーション
)、オペレーティング・システム・ファイルのラ
ンダム・ファイルがあります。
一方、順次アクセス・ファイルに関連するパフォーマンスは、専用ディスク・
ドライブに格納し、他のプロセスとの競合をなくすことによって向上させるこ
とができます。順次ファイルには、トランザクション・ログやメッセージ・ロ
グ・ファイルがあります。
ドライブに格納し、他のプロセスとの競合をなくすことによって向上させるこ
とができます。順次ファイルには、トランザクション・ログやメッセージ・ロ
グ・ファイルがあります。
ディスク・ボトルネックを防止するために、次の注意に従ってください。
•
ランダム・ディスク
I/O を順次ディスク I/O から分離する。
•
Adaptive Server Enterprise などの他のデータベースのプロキシ・テーブルの
I/O から Sybase IQ データベース I/O を分離する。
I/O から Sybase IQ データベース I/O を分離する。
•
IQ ストア、カタログ・ストア、テンポラリ・ストア、Adaptive Server Enterprise
などのプロキシ・データベースから、トランザクション・ログとメッセー
ジ・ログを分離する。
などのプロキシ・データベースから、トランザクション・ログとメッセー
ジ・ログを分離する。
•
データベース・ファイル、テンポラリ
dbspace、トランザクション・ログ・
ファイルをデータベース・サーバと同じ物理マシン上に配置する。
トランザクション・ログ・ファイル
トランザクション・ログ・ファイルには、
Sybase IQ がシステム障害から復旧
するための情報が記録されています。このファイルのデフォルトのファイル拡
張子は
張子は
.log です。
トランザクション・ログ・ファイルを移動したり、名前を変更したりするに
は、トランザクション・ログ・ユーティリティ
は、トランザクション・ログ・ユーティリティ
(dblog) を使用します。構文と
詳細については、
『
Sybase IQ ユーティリティ・ガイド』の
を参照してください。