Cisco Cisco WebEx Meetings Server 2.6 Guida Alla Risoluzione Dei Problemi

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フェールオーバー後にユーザのコールがドロップされる
問題
高可用性システムでフェイルオーバー発生後にユーザとの通話がドロップされます。
考えられる原因
システムで TAS が有効であり、KPML IP 電話を使用しています。 TAS は、購
読用の SIP メッセージを Cisco Unified Communications Manager(CUCM)に送信しようとしま
す。 TAS IP アドレスが変更されているため、購読メッセージが CUCM 検証プロセスを通過で
きません。 CUCM 設定を構成するには、管理サイトにサインインして、[設定] > [音声] を選択
して、CUCM フィールドを見つけてください。
解決法
これは既知の問題ですが、現状でこの問題を修正するための設定変更はありません。 こ
の問題のために通話が遮断された場合は、電話をしてミーティングに戻る必要があります。
音声アクティビティの検出(VAD)サポートの問題
問題
Cisco WebEx Meetings Server はリモートピア VAD が有効/無効のいずれの状態になっている
のか認識できず、デフォルトで VAD パラメーターが無効になります。 VAD はまた、音声アク
ティビティの検出とも呼ばれ、人間のスピーチ(音声)の存在の有無が検出される音声処理で使
用される技術です。
考えられる原因
Cisco WebEx Meetings Server は VAD サポートの SDP ベースのネゴシエーショ
ンを実行しません。 Cisco WebEx Meetings Server 1.1 MR2 以降では、デフォルトで Cisco WebEx
Meetings Server は VAD が無効になります。 Cisco WebEx Meetings Server の前のバージョンは、
デフォルトで VAD が有効になります。 VAD を無効にすれば、使用されるコーデックに消費
される帯域幅が、そのコーデックの標準帯域幅要件を超えることはありません。 たとえば、
G.711 の帯域幅の消費は、VAD が無効のときには 64 kbps となります。 VAD はユーザのエク
スペリエンスにどのような方法でも影響を与えません。 VAD を有効にした場合、Cisco WebEx
Meetings Server は、アクティブなスピーチ検出に応じてネットワーク帯域幅が節約されるよう
にします。 サイレンスがある場合、Cisco WebEx Meetings Server はサイレンスを示す特別な
SID パケットを送り、ネットワーク帯域幅を保存することを支援するパケットの送信を停止し
ます。 音声アクティビティを検出すると、音声パケットの送信を再び開始します。
解決法
SDP を通じた VAD ネゴシエーションは、現在のところ、Cisco WebEx Meetings Server で
はサポートされていません。
MDC における安全電話会議は 1 つのデータセンターだけ
で稼働する
問題
MDC システムにおける安全電話会議は 1 つのデータセンターで稼働します。他のデータセ
ンターへの発信は失敗します。
Cisco WebEx Meetings Server のトラブルシューティングガイド バージョン 2.6    
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テレフォニー
フェールオーバー後にユーザのコールがドロップされる