Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド
Quality of Service
キューの定義
Cisco Small Business SG200
シリーズ
8
ポート
スマート
スイッチ
アドミニストレーション
ガイド
157
11
キュー設定の推奨事項
より高い値が付けられたキューには、より高いプライオリティ、ウェイト、および最小帯域
幅を設定することを推奨します。
幅を設定することを推奨します。
キュー
1
∼
4
での
SP
モードと
WRR
モードに推奨されるシナリオは次のとおりです。
•
4
つのキューすべてが
SP
モード(
Q4 > Q3 > Q2 > Q1
):
Q4
は、
Q4
で処理する
パケットが存在する限り、帯域幅が割り当てられます。その後、
Q3
が処理され、続
いて、
Q2
、
Q1
が順に処理されます。
•
4
つのキューすべてが
WRR
モード(
Q4:Q3:Q2:Q1 = A:B:C:D
):
このモードでは、
各キューは、設定されたウェイトに従って、その最小帯域幅が割り当てられます。
•
1
つのキューが
SP
モード、
3
つのキューが
WRR
モード(
Q4 > Q3/Q2/Q1;
Q3:Q2:Q1 = A:B:C
)
:
このシナリオでは、
Q4
を
SP
モードで設定し、
Q3
、
Q2
、お
よび
Q1
を
WRR
モードで設定することを推奨します。
•
2
つのキューが
SP
モード、残り
2
つのキューが
WRR
モード(
q4 > q3 > q2/q1;
q2:q1 = A:B
):このシナリオでは、
Q4
と
Q3
を
SP
モードで設定し、
Q2
と
Q1
を
WRR
モードで設定することを推奨します。
これらのシナリオでは、出力ポートの別のキューに向かうトラフィックがある入力ポートが
より多く存在する場合に、システムが
より多く存在する場合に、システムが
Head of Line
(
HOL;
行頭)ブロッキング状態になる
可能性があることを、考慮に入れています。より番号が大きいキューはより小さい最小帯域
幅とウェイトで設定されているにもかかわらず、
幅とウェイトで設定されているにもかかわらず、
HOL
では、番号が大きいキューほど、より
多くの帯域幅を取得する結果になる場合があります。より番号が大きいキューは、
SP
モード
でより大きいウェイトで設定することを常に推奨します。これによって、
HOL
状態になって
も、対象の出力の分離がキューの間で行われます。
キューの設定
QoS
プロパティを設定するには、次の手順に従います。
ステップ
1
ナビゲーション
ウィンドウで、
[Quality of Service] > [
キュー
]
の順にクリックします。
ステップ
2
設定するポートまたは
LAG
を選択します。
ステップ
3
選択したインターフェイスでキューごとに、次のモードのいずれかを選択します。
•
[
完全優先
]
:選択すると、スケジューラは、キューのプライオリティ
レベルに厳密に
基づいて、トラフィックを転送します。プライオリティが最も高いトラフィックがあ
るキューは、そのようなトラフィックがすべて転送されるまで、出力ポートにアクセ
スできます。低遅延サービスを、よりプライオリティが高いトラフィック
るキューは、そのようなトラフィックがすべて転送されるまで、出力ポートにアクセ
スできます。低遅延サービスを、よりプライオリティが高いトラフィック
クラスに
提供するために、
SP
モードを使用できます。