Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド

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ポートの管理
Green Ethernet 
の設定
Cisco Small Business 200 1.1 
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Green Ethernet 
の設定
ここでは、スイッチの電力を減らすために設計された
 Green Ethernet 
機能について説明し   
ます。
内容は次のとおりです。
Green Ethernet 
の概要
Green Ethernet 
は、環境に配慮してデバイスの電力消費量を減らす機能の総称です。
Green  
Ethernet 
 EEE 
と異なり、すべてのデバイスで
 Green Ethernet 
エネルギー検出が有効に      
なります。
EEE 
ではギガバイト
 
ポートのみが有効になります。
Green Ethernet 
機能では、次の方法で全体的な電力消費量を減らすことができます。
エネルギー検出モード:非アクティブ
 
リンク上のポートは非アクティブ
 
モードに移
行します。これにより、ポートの管理ステータスを「アップ」にしたまま電力を節約
することができます。非アクティブ
 
モードから完全動作モードに戻るのに要する時
間は非常に短く、ユーザが意識することはありません。フレームが欠落することもあ
りません。このモードは、
GE 
ポートと
 FE 
ポートのどちらでも使用できます。
ショート
 
リーチ
 
モード:短いケーブルで電力が削減されます。ケーブル長が解析され  
ると、そのケーブル長に合わせて電力消費量が調整されます。ケーブルが
 50 m 
より   
も短い場合、そのケーブル上でフレームを送信する際の電力消費量が減少します。こ
れにより、電力を節約することができます。このモードは、
RJ-45 GE 
ポートでのみ  
使用できます。コンボ
 
ポートでは使用できません。
デフォルトでは、このモードはグローバルに無効になっています。
EEE 
モードが有効 
な場合は、このモードを有効にできません(下記参照)。
これらの
 Green Ethernet 
機能の他に、
GE 
ポートをサポートするデバイスには
 802.3az     
Energy Efficient Ethernet
EEE
)もあります。
EEE 
を使用すると、ポートにトラフィッ   
クが流れていない場合の電力消費を抑えることができます。詳細については
を参照してください(
GE 
モデルのみで利用可能)。
EEE 
はデフォルトでグローバルに有効になっています。あるポートで
 EEE 
が有効な場合、   
ショート
 
リーチ
 
モードは無効になります。ショート
 
リーチ
 
モードが有効な場合、
EEE 
は     
ショート
 
リーチ
 
モードのグローバルなステータスに関係なくグレー表示になります。
これらのモードは、ポートごとに設定され、ポートの
 LAG 
メンバシップは考慮されません。