Kyocera Corporation YKDA25 ユーザーズマニュアル

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「米国連邦通信委員会(FCC)の電波ばく露の影響に関
する情報」
米国連邦通信委員会の指針は、独立した科学機関が定期的かつ周到に科学的
研究を行った結果策定された基準に基づいています。この許容値は、使用者の
年齢や健康状態にかかわらず十分に安全な値となっています。
携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響は、比吸収率(SAR: 
Specific Absorption Rate)という単位を用いて測定します。FCCで定めら
れているSARの許容値は、1.6W/kgとなっています。
測定試験は機種ごとにFCCが定めた位置で実施され、本携帯電話機の側頭部
におけるSARの最大値は0.985W/kg、下記のとおりに従って身体に装着し
た場合のSARの最大値は1.034W/kgです。
身体装着の場合:この携帯電話機【Android One S2】では、一般的な携帯電
話の装着法として身体から1センチに距離を保ち携帯電話機の背面を身体に
向ける位置で測定試験を実施しています。FCCの電波ばく露要件を満たすた
めには、身体から1センチの距離に携帯電話を固定できる装身具を使用し、ベ
ルトクリップやホルスターなどには金属部品の含まれていないものを選んで
ください。
上記の条件に該当しない装身具は、FCCの定めるSAR許容値を満たさない場
合もあるので使用を避けてください。
比吸収率(SAR)に関するさらに詳しい情報をお知りになりたい場合は下記
のホームページを参照してください。
FCC Radio Frequency Safety (英文のみ)
https://www.fcc.gov/general/radio-frequency-safety-0
世界保健機関は、携帯機器の使用に関して、現在の科学情報では人体への悪影
響は確認されていないと表明しています。また、電波の影響を抑えたい場合に
は、通話時間を短くすること、または携帯電話機を頭部や身体から離して使用
することが出来るハンズフリー用機器の利用を推奨しています。さらに詳し
い情報をお知りになりたい場合には世界保健機関のホームページをご参照く
ださい。
世界保健機関(英文のみ)
http://www.who.int/emf
電波ばく露の影響に関する情報として、欧州における基準および米国連邦通
信委員会(FCC)の基準を掲載しています。詳細は「欧州における電波ばく露
の影響に関する情報」、
「米国連邦通信委員会(FCC)の電波ばく露の影響に関
する情報」をご参照ください。
「欧州における電波ばく露の影響に関する情報」
本携帯電話機【Android One S2】は、国際的ガイドラインが定める電波の許
容値を超えないことが確認されています。このガイドラインは、独立した科学
機関である国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が策定したものであり、
その許容値は、使用者の年齢や健康状態にかかわらず十分に安全な値となっ
ています。携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響は、比吸収率
(SAR: Specific Absorption Rate)という単位を用いて測定します。携帯
機器におけるSARの許容値は2W/kgで、本携帯電話機の側頭部における
SARの最大値は0.675W/kg、アクセサリ等により人体より0.5センチ以上
離して、その間に金属(部分)が含まれないようにして使用する場合のSARの
最大値は1.435W/kgです。