Yamaha PF-1000 Manual Do Utilizador

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他の機器と接続して演奏しましょう
PF-1000
 
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データの互換性について
ここでは、PF-1000で録音したデータを他のMIDI機器で再生
できるかどうか、あるいはその逆の、市販のいろいろな種類の
ミュ ージ ックデ ータ や、電子楽 器な どで 録音し た曲 データ、
パ ーソ ナ ル コン ピ ュー タ ー など で 作成 し た 曲デ ー タ をPF-
1000で再生できるか、といった各種演奏データの互換性につ
いて考える上での、一般的な基礎知識の一端をご紹介します。
実際は、再生できる場合でも、そのまま再生できる場合、再生
するためにいくつかの特殊な作業が必要となる場合など、再生
するMIDI機器やデータの特 性により異なってき ますので、事
例ごとに、下記を参考にしてください。
ディスクのフォーマット
フロッピーディスクは、パソコンなどのいろいろな機器で、い
ろいろなデータの収納場所として使われます。その際、フロッ
ピーディ スクのデー タの収納方 式にはいく つかの種類 がある
ため、その機器で対応している収納方式を、フロッピーディス
クに最初に指定する必要があります。このことを「フォーマッ
ト(初期化)する」と言います(たとえば、白 い紙に縦書 きの線
を入れるか横書きの線を入れるかというようなことです)。 
フロッピーディスクにはMF2DD(両面倍密度タイプ)と
MF2HD (両面高 密度タイプ)と いうタイプ があり、そ
れぞれ のタイプ によって もフォー マット形 式が異な って
きます。 
PF-1000 では両タ イプのフ ロッピー ディス クを使っ て
録音も再生もすることができます。 
PF-1000 でフロッピーディスクを フォーマットすると、
2DD ディスクは720KB(キロバイト) 、2HD デ ィスク
は1.44MB(メ ガ バ イ ト)
に フ ォ ー マ ッ ト さ れ ます。
(「720KB 」
「1.44MB 」はデータの記憶可能容量を示
す言葉ですが、フォーマットの種類を表すときに、このよ
うに言います。
) 
再生したいディスクのフォーマットと、再生したい MIDI
機器が 対応して いるディ スクのフ ォーマッ トが一致 して
いないと、再生できません。
シーケンスフォーマット
演奏デ ータを記録 する書式の ことをシー ケンスフォ ーマット
と言います。
演奏データのシーケンスフォーマットと、PF-1000やMIDI機
器が対 応している シーケンス フォーマッ トが一致し ていない
と、再生できません。PF-1000は以下のフォーマットに対応
しています。
■ SMF(スタンダードMIDIファイル)
代表的なシーケンスフォーマットの1つで、「フォーマット0」
と「フォーマ ット1」があります。多くのMIDI機器が「SMF
フォーマット0」に対応しており、また市販のディスクソフト
の多くが「SMFフォーマット0」で作られています。 
PF-1000 のディスクドライブは「SMF フォーマット 0」
と「SMFフォーマット1」の再生に対応しています。 
PF-1000 で録音した演奏データは「SMF フォーマット
0」になります。 
PF-1000でロード(読み込み)したソングデータは、元
のフォーマットにかかわ らず、
「SMFフォーマット0」で
保存されます。
■ ESEQ(イーシーク)
ヤマハ の多くの機 器やディス クソフトで 採用されて いる代表
的なシーケンスフォーマットの1つです。 
PF-1000 のディスクドライブは「ESEQ( イーシーク )」
の再生に対応しています。
■ XF
SMF(スタンダードMIDIファイル)をより拡張し、歌詞表示
などを可能にしたヤマハ独自のシーケンスフォーマットです。
■ STYLE FILE(スタイルファイル)
スタイルファイルフォーマットとは、ヤマハの自動伴奏(オー
トアカンパニメント)機能のノウハウを集大成した統一フォー
マットです。