Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド
QoS
の設定
QoS
の設定:全般
Cisco Small Business 200 1.1
シリーズ
スマート
スイッチ
アドミニストレーション
ガイド
261
18
QoS
キューの設定
このスイッチでは、各インターフェイスに対してキューが
4
個設定されています。キュー番
号
4
は、最もプライオリティの高いキューです。キュー番号
1
は、最もプライオリティの低
いキューです。
キュー内のトラフィックを処理する方式には、
SP
と
WRR
の
2
とおりがあります。
完全優先:プライオリティが最も高いキュー内のトラフィックが最初に送出されます。それよ
り低いキュー内のトラフィックは、プライオリティが最高のキューが空になった後に送出され
ます。つまり、プライオリティが最高のトラフィックは最大番号のキューに格納されます。
り低いキュー内のトラフィックは、プライオリティが最高のキューが空になった後に送出され
ます。つまり、プライオリティが最高のトラフィックは最大番号のキューに格納されます。
WRR
:
WRR
モードでは、キューから送出されるパケット数は、キューのウェイトに比例し
ます。つまり、キューのウェイトが大きいほど、送出されるパケットの数が多くなります。た
とえば、
とえば、
4
個のキューすべてを
WRR
モードに設定しており、デフォルトのウェイト設定を
使用している場合、すべてのキューが飽和状態になっていて輻輳が発生していると仮定する
と、キュー
と、キュー
1
では帯域幅の
1/15
、キュー
2
では
2/15
、キュー
3
では
4/15
、キュー
4
では
8/15
がそれぞれ使用されます。このデバイスで使用される
WRR
アルゴリズムの種類は、一
般的な
Deficit WRR
(
DWRR
)ではなく
Shaped Deficit WRR
(
SDWRR
)です。
キューイング
モードを選択するには、
[
キュー
]
ページを使用します。キューイング
モードが
SP
の場合、プライオリティによって各キューの処理順序が決まります。まず、プライオリ
ティが最高のキュー
4
内のパケットが送出されます。キュー
4
内のパケットの送出が完了す
ると、プライオリティが次に高いキュー
3
内のパケットが送出されます。
キューイング
モードが
WRR
の場合は、まず、キューからパケットが送出されます。その
キューに割り当てられた帯域幅がすべて使用されると、続いて、別のキュー内のパケットの
送出が開始します。
送出が開始します。
プライオリティの低いキューを
WRR
モードに設定し、プライオリティの高いキューを
SP
モードに設定することもできます。この場合、
SP
モードのキュー内のトラフィックは常に、
WRR
モードのキュー内のトラフィックよりも先に送出されます。
SP
モードのキューが空に
なると、
WRR
モードのキュー内のトラフィックの送出が開始します。
WRR
モードの各
キューに対する相対的なパケット送出割合は、各キューに割り当てられているウェイトに
よって決まります。
よって決まります。