Cisco Cisco SG200-26P 26-port Gigabit PoE Smart Switch ユーザーガイド

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Cisco Small Business 200 1.1 
シリーズ
 
スマート
 
スイッチ
 
アドミニストレーション
 
ガイド
 181
 
STP 
の設定
このスイッチでは、
IEEE802.1D 
および
 IEEE802.1Q 
で規定されている
 Spanning Tree     
Protocol
STP
)が デ フ ォ ル ト で 有 効 に な っ て お り、
Rapid Spanning Tree Protocol    
RSTP
)モードになっています。ループの発生を防ぐために一部のリンクをスタンバイ
 
モー 
ドに設定することで、レイヤ
 2 
ブロードキャスト
 
ドメイン上でブロードキャスト
 
ストームが       
発生するのを回避できます。スタンバイ
 
モードになっているリンク上では、ユーザ
 
データが   
一時的に送信されなくなります。トポロジが変更され、ユーザ
 
データを転送しても問題ない 
状態になると、これらのリンクが再度アクティブ化されます。
ここで説明する内容は次のとおりです。
STP 
の種類
ホスト間に代替ルートが存在する場合、ループが発生します。拡張ネットワーク上でループ
が発生した場合、レイヤ
 2 
スイッチによってトラフィックが無限に転送されるおそれがあり  
ます。この結果、トラフィック量が増大し、ネットワークの効率が低下します。
STP 
を使用すると、レイヤ
 2 
スイッチと相互接続リンクがツリー型トポロジになるため、   
ネットワーク上のエンド
 
ステーション間に生成されるパスが
 1 
本のみになり、ループが解消   
されます。